障子の張り替えで意外と差が出るのが、
「剥がし方」です。
雑に剥がすと骨を傷めたり、
次の張り替えがうまくいかなくなります。
■ ポイント① 骨の部分だけをしっかり濡らす
まず行うのは、
布切れを使って障子の骨の部分だけを濡らすこと。
全体をびしょびしょにせず、
糊が付いている部分に水を効かせるのがコツです。
■ ポイント② 角からゆっくり剥がす
剥がすときは、
一気にベリっと剥がさないことが重要。
角から少しずつ、
様子を見ながら丁寧に剥がしていきます。
無理に引っ張ると、
骨が欠けたり反ったりする原因になります。
■ ポイント③ 日陰でしっかり乾燥させる
紙を剥がしたあとは、
すぐに次の作業に入らず乾燥させます。
・ 日向は避ける
・ 風通しの良い日陰に置く
・ 最低30分は乾燥
これだけで、
次の紙張りの仕上がりが大きく変わります。
■ 下準備が仕上がりを左右する
障子の張り替えは、
貼る作業よりも剥がしが重要。
この3つのポイントを押さえるだけで、
仕上がりの美しさが一段変わります。
職人のひと手間には、
必ず理由があります。