カナヅチには役割の違う「2つの面」があります。
普段何気なく使われているカナヅチ。
実は、先端の平らな面と丸い面には、
はっきりとした使い分けがあります。
■ 最初は「平らな面」で釘を打つ
釘を木材に打ち込む際、
最初に使うのは平らな面。
釘をまっすぐ立て、
安定させながら打ち進めるために適しています。
■ 仕上げは「丸い面」を使う
釘の頭が木材に近づいたら、
最後は丸い面に持ち替えます。
平らな面のまま打ち続けると、
角が当たって木材に傷がつきやすくなります。
丸い面なら、
角が当たらず、釘の頭だけをきれいに沈めることができます。
■ 傷を残さないための基本動作
・ 打ち始め:平らな面
・ 仕上げ:丸い面
この一手間で、 仕上がりの美しさは大きく変わります。
■ 道具を理解することが仕上がりにつながる
カナヅチは、
ただ叩くだけの道具ではありません。
道具の形を理解し、
正しく使い分けることが、
職人仕事の基本になっています。