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YouTubeを通じて、障子の魅力や障子にまつわる豆知識を発信しています。障子.comで販売している製品のこだわりや、障子のお手入れに関する知識をはじめ、職人さん達へのインタビューなど、様々な情報をお届けいたします。

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記事一覧

2026.01.29

【職人工具】建具職人に欠かせない自作の道具を教えてもらいました!

建具職人が使う自作の道具とは? 建具づくりの現場には、 市販されていない“職人オリジナル”の道具があります。 今回紹介するのは、 「のり付け棒」 と呼ばれる自作工具です。 ■ ほぞ穴に糊を塗るための専用棒 この道具は、 ほぞ穴に糊を塗るために使われます。 狭くて深い部分にも、 ムラなく糊を行き渡らせるための形です。 ■ 材料は1mmほどの端材 原型は、 ノコギリ作業で出る1mmほどの薄い端材。 そのまま捨てずに取っておき、 必要になったら道具に仕立てます。 ■ のみで削って形を整える 端材をのみで削り、 糊を塗りやすい形に加工。 既製品では代用しにくい、 現場に最適なサイズと形になります。 ■ 道具も“仕事に合わせてつくる” 建具職人にとって、 道具は「買うもの」だけではありません。 仕事に合わせて、 自分でつくり、育てていくもの。 こうした小さな工夫の積み重ねが、 丁寧で精度の高い建具づくりにつながっています。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#建具工具 #職人

2025.12.18

【こだわりの和室】アンティーク障子には職人の技術が詰まっていた!

和室の表情を大きく左右する「障子」。 その中でもアンティーク障子は、木の細工や組み方に職人技が凝縮されています。 今回の障子も、シンプルながら高度な技術が求められる仕様が特徴です。 ■ 前框(まえがまち)の“尖り加工”が生むシャープな印象 一般の障子では、縦骨・横骨は6〜7mm幅の均一な材で組まれます。 しかし、このアンティーク障子では、 前側(手前側)を尖らせて細く見せる加工を施している点がポイント。 このデザインによって、障子全体の見た目がぐっとシャープな印象になります。 ■ 精密さが求められる“組み合わせ”の技術 細く見せるため尖らせると、 ・ 木材の接合部に隙間を出さない ・ ぴたりと合うように組み上げる という高度な調整が必要になります。 そのため、一般の障子よりも手間も技術も数段上の加工。 見た目の美しさの裏に、丁寧な手仕事が隠れています。 ■ 今では希少な職人技|かつては腕自慢の仕事だった 現在では、 「手間のかかる仕事はほとんど行われなくなった」 と言われるほど、希少になった技法。 昔は、 ・ 職人同士が腕を競い合い ・ 美しい細工が当たり前に作られていた という時代背景があり、アンティーク障子にはその名残が色濃く残っています。 ■ アンティーク障子は“職人の歴史”を感じられる建具 シャープな前框、隙のない組み、均整のとれた骨組み。 これらがそろって初めて成立するアンティーク障子は、単なる建具以上の存在。現代では希少な技法が詰まった、 職人の歴史と技が宿る和室の主役と言える建具です。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#職人 #障子

2025.10.28

【大掃除】敷居の滑りをテープなしで簡単補修!重い障子の治し方

■ 動かなくなった障子、どうすればいい? 年末の大掃除中、障子が重くて開かない…。 そんな時に簡単にできる直し方を、建具職人の佐藤さんに聞いてみました。 ■ 使うのは「シリコンスプレー」 「これを使えばすぐ直ります」と佐藤さん。 用意するのは市販のシリコンスプレーと、きれいな布だけです。 ■ ポイントは「塗る場所」 実は塗る場所がとても大事。 障子の下の敷居部分に、布で均一にスプレーをなじませるだけ。 色が少し変わるくらいでOKです。 ■ 驚くほどスムーズに! 塗った後に動かしてみると…スーッと軽く動くように。 シリコンを塗っていない方と比べると、違いは一目瞭然。 ■ 下だけで十分 「上には塗らなくて大丈夫。下だけで十分です」と佐藤さん。 障子が重く感じたら、まずはこの方法を試してみてください。 ■ まとめ テープも特別な工具も不要。 シリコンスプレーひとつで、重い障子が驚くほど軽く動くようになります。 年末の大掃除にぴったりの簡単メンテナンスです。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#職人 #障子 #障子補修

2025.10.28

【必見】障子の正しい使い方を聞いたら目から鱗だった話

■ 障子を長持ちさせるコツは「優しく扱う」こと 「障子を長く使うには、どうすればいいですか?」という質問に、建具店の会長が答えてくれました。 ポイントはとてもシンプル。 開け閉めを“優しく”行うこと。 「力を入れてバタンと閉めるのではなく、そっと開けて、そっと閉める。お茶会などの場ではそれが当たり前の作法なんですよ」と会長。 日常のちょっとした心がけが、障子を長持ちさせる秘訣なんですね。 ■ 掃除の基本は“乾いた道具”で 次に気になるのが掃除の仕方。 「昔はハタキでホコリを落としたり、うすい空気の吹き出し(空吹き)で掃除していました」と会長。 濡れ雑巾で拭くのはNG。 障子紙が湿気で伸びたり破れたりしてしまうため、乾いた方法でホコリを落とすのが基本だそうです。 ■ 現代の家でも使える“やさしい掃除法” 最近の住宅はフラットな壁が多いですが、日本家屋は凹凸が多いのが特徴。 そこにホコリが溜まりやすいので、軽いハンディモップなどで優しくなでるように掃除するのが効果的。 「そのくらいの掃除なら、とても良いと思いますよ」と会長も太鼓判。 ■ まとめ 障子を長く美しく保つコツは、 ・ 優しく開け閉めする ・ 濡れた布では拭かない ・ 軽いハタキやモップでホコリを取る という、昔ながらのシンプルな習慣。 日本の建具には、“手をかけることで長持ちする”という知恵が詰まっています。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#建具工具 #職人 #障子

2025.10.28

【職人仕事】この特殊な工具じゃないとできない仕事がある

建具職人の佐藤さんに、見慣れない形の鉋を見せてもらいました。 一見すると「変わった鉋」に見えますが、これは紙貼り鉋(かみはりがんな)」と呼ばれる特別な道具。 ■ 紙を貼る部分を削るための“専用鉋” この鉋は、障子の「紙を貼る部分」だけを削るための専用工具です。 ほんのわずかな深さを一定に削ることで、紙がぴったりと収まるように仕上げられます。 ■ 普通の鉋ではできない仕事 「この鉋はその作業にしか使わないですね」と佐藤さん。 まさに障子建具職人特有の鉋であり、日々の手仕事の中で欠かせない存在です。 細部の仕上げに欠かせない一本なんです。 ■ 一枚の障子に込められた手仕事 「毎日心を込めて障子を作っています」 そんな佐藤さんの言葉からは、効率よりも“美しさと丁寧さ”を重んじる職人の誇りが伝わってきます。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#建具工具 #職人 #障子

2025.10.20

【職人仕事】特殊な鉋(かんな)が生み出す、建具職人の技

建具職人の佐藤さんに、見慣れない形の鉋を見せてもらいました。 一見すると「変わった鉋」に見えますが、これは紙貼り鉋(かみはりがんな)」と呼ばれる特別な道具。 ■ 紙を貼る部分を削るための“専用鉋” この鉋は、障子の「紙を貼る部分」だけを削るための専用工具です。 ほんのわずかな深さを一定に削ることで、紙がぴったりと収まるように仕上げられます。 ■ 普通の鉋ではできない仕事 「この鉋はその作業にしか使わないですね」と佐藤さん。 まさに障子建具職人特有の鉋であり、日々の手仕事の中で欠かせない存在です。 細部の仕上げに欠かせない一本なんです。 ■ 一枚の障子に込められた手仕事 「毎日心を込めて障子を作っています」 そんな佐藤さんの言葉からは、効率よりも“美しさと丁寧さ”を重んじる職人の誇りが伝わってきます。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#建具工具 #職人 #障子

2025.10.16

【職人仕事】この工具じゃないとできない仕事がある

建具職人・佐藤さんの手にあるのは、少し変わった形の鉋(かんな)。 これは「際鉋(きわがんな)」と呼ばれる、職人の必需品です。 ■ 際鉋(きわがんな)とは? 際鉋は、木の角(かど)や端(はし)ぎりぎりを削るための特別な鉋です。 普通の鉋は刃が真ん中にあるため、壁際などは削り残してしまいます。 ですが、際鉋は刃が片側に寄っているので、端まできれいに削れるのが特徴。 ■ 障子づくりに欠かせない道具 佐藤さんによると、障子の「面取り」など細かい仕上げにはこの鉋が欠かせないそうです。「普通の鉋では届かない場所も、際鉋なら端まできれいに削れるんですよ。」 実際に使うと、木の角が滑らかに整い、美しい仕上がりに。 “この工具じゃないとできない仕事がある”という言葉がぴったりです。 職人の手仕事は、こうした道具の工夫に支えられています。 道具を知ることは、職人技の本質を知ることでもあります。 ■最後に 職人のこだわりが詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#建具工具 #職人 #障子

2025.10.16

【職人仕事】失われていく職人仕事について聞いてみた

■ 茶室の丸窓の美しさ 大河ドラマなどで見かける茶室の丸い窓。 壁を円形にくり抜き、竹や木の組み目が見えるあのデザインは、見る人を惹きつけます。 ■ 職人の技による伝統工法 丸窓は建具屋ではなく、壁を組む小舞職人と左官職人の手仕事によるものです。 竹や葦を編み込み、土を重ねて塗り、円形に塗り残すことで丸い形が生まれます。 ■ 技術の継承が難しい現状 こうした技術を持つ職人は減少中。 京都ではまだ職人がいますが、地方ではほとんど見られません。 塗り壁には下地・中塗り・上塗りと手間がかかるため、依頼する人も少なくなっています。 ■ 現代の代替方法 現代の素材を使えば、プラスターボードやクロスで似たような見た目は作れます。 しかし、本物の職人仕事が持つ深みや質感には及びません。 ■ 職人仕事の価値 手間と時間をかけ、自然素材と向き合う職人の技。 失われつつあるこの仕事の価値を、私たちは改めて見直す必要があります。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#インタビュー #名建築 #職人 #障子

2025.10.09

大量注文を受注!人気建具店・障子づくりの現場へ

大量の障子注文が入り、工房がフル稼働中。今回のブログでは、実際の製作工程をのぞき見しながら、障子.comの障子づくりのこだわりを紹介します。 ■ 木取り作業からスタート まずは材料となる秋田杉を、用途に合わせて切り出す「木取り」から。 大きな材を長さごとにカットし、その後さらに細く割っていきます。 ■ 材木を“直角”に整える加工 次に行うのは「背押し・端挽き」と呼ばれる四面加工。 木の角度をしっかり直角に揃えることで、最終的な建具の精度が決まります。 美しい障子は、この“見えない精度”の積み重ねから生まれます。 ■ 墨付けで正確な位置を記録 続いて行うのは、骨の位置を記録する「墨付け」。 寸法やホゾ位置を一本ずつ印し、この墨が“地図”の役割を果たします。 たくさんの障子を作るときほど、この工程の正確さが全体の美しさに直結します。 ■ ホゾ加工で強度を生み出す 墨付けを終えた材は、ホゾ(凸)とホゾ穴(凹)を加工します。 この“組み手”がしっかり噛み合うことで、軽くても強い障子が完成。 強度の秘密は、細かい部分の丁寧な手仕事にあります。 ■ 骨組みを組み立てる 加工された材を1本ずつ組み込み、だんだんと障子の形に。 プレス機で圧力をかけて締め、さらに上から叩いて微調整。 横ゆがみやねじれがないかも確認し、寸法をしっかり確定します。 ■ 隅を整え“紙が映える”仕上げへ 完成直前の工程では、紙を貼ったときの見た目を左右する“角出し”を行います。 細かな段差を取り、ピンとした美しい障子紙が貼れる状態に整えます。 ■ 完成!全国へ発送 こうして1枚の障子が完成。 丹精込めて仕上げた障子は、梱包され全国の工務店や個人の方へ届けられます。 障子.comでは、上質な秋田杉を使った高品質障子を全国発送。大量注文にも迅速に対応します。 ■最後に 大量注文でも高品質な障子を納品いたします。 全国の工務店様、もちろん個人のお客様も歓迎。 「障子.com」にお気軽にご相談ください!

#NEWS #職人 #障子

2025.08.11

障子は何日で完成するのか障子職人に聞いてみた

障子は一見するとシンプルな建具ですが、 完成までには意外と時間がかかります。 職人の現場では、工程ごとに丁寧な作業が積み重ねられています。 ■ 障子2枚の制作期間は約6日 一般的に、 障子2枚を組み上げるまでにかかる日数は約6日間。 一気に仕上げるのではなく、 工程を分けながら進めていきます。 ■ 時間がかかる理由 制作期間が長くなる理由は、 単純な加工以外の作業にあります。 ・ 各工程ごとの傷チェック ・ 木肌の状態や張り具合の確認 ・ 仕上げ後の最終点検 ・ 梱包時の細かな確認作業 見えなくなる部分ほど、 慎重な確認が欠かせません。 ■ 品質を守るための“時間” 障子作りでは、 早さよりも仕上がりの安定感と耐久性が重視されます。 そのため、 チェックや調整に多くの時間が使われています。 ■ 手仕事が支える一枚の障子 完成までにかかる日数は、 職人が積み重ねてきた経験と責任の表れ。 長く使える障子は、 こうした丁寧な工程から生まれています。 ■最後に 職人の技が詰まった障子.comの障子に興味を持っていただけた方は、ぜひサイトでご自分にぴったりの障子を探してみてくださいね!

#職人 #障子

2025.02.04

【建具 かんな】現役建具職人が障子づくり用の鉋について全部話します!

障子や木工製品の仕上げに欠かせない「カンナ」。今回は、建具職人・佐藤さんに、カンナの種類や使い分け、調整の仕方、さらには実際の削り方まで詳しく解説していただきました。 ■そもそも「カンナ」とは? カンナ(鉋)とは、木材の表面を削って滑らかに整えるための道具。大工さんは粗削りから仕上げまで幅広く使いますが、建具職人の世界では主に「仕上げ」や「微調整」に使用されます。 例えば、障子の部品同士の組み立て後の微妙な段差を整えたり、見た目を美しくするために使われるのがカンナです。 ■主なカンナの種類と使い分け 佐藤さんが普段使っているのは、主に以下の3種類のカンナです。 ①平鉋(ひらがんな) ・表面全体を平らに削るための基本のカンナ ・角を少し丸めたり、面取りをしたりするのにも使用 ・大・中・小サイズあり、用途に応じて使い分け 【平鉋(ひらかんな) 替え刃式鉋・替え刃】http://shop-kawai.g.dgdg.jp/kaebakanna_hanbai.html ②際鉋(きわがんな) ・刃が端までついていて、角や細かい部分の削りに最適 ・「右勝手」と「左勝手」があり、削る方向によって使い分け ・障子の「ほぞ」部分など、通常のカンナでは届かない場所にも対応 【際鉋(きわかんな)】http://www.iwood.jp/iwood/image/2012-d/18.jpg ③紙貼鉋(かみはりがんな) ・障子紙を貼る部分(紙じゃくり)専用のカンナ ・紙一枚分だけ削れるように、刃の幅も非常に狭い障子専用のカンナ ・2回ほど軽くかければ、紙の厚みにぴったり合う 【紙貼鉋(かみはりかんな)】https://store.shopping.yahoo.co.jp/jindaikohonpo/kakusyu-kanna-069.html?sc_i=shopping-pc-web-result-storesch-rsltlst-imghttps://store.shopping.yahoo.co.jp/jindaikohonpo/kakusyu-kanna-069.html?sc_i=shopping-pc-web-result-storesch-rsltlst-img ■カンナの構造と調整方法 どのカンナも基本的な構造は共通で、「刃(神刃)」と「裏金(押さえ刃)」の2枚構成です。 鉋身(かんなみ): 実際に木材を削る主刃 裏金: 鉋身をしっかり押さえる補助刃 調整は刃の出具合で行い、叩きながら微調整していきます。刃を出しすぎると厚く削れ、引っ込めると薄くなります。 近年では、刃を取り替えられる交換式のカンナも登場し、一般の方でも手軽に使えるようになりました。切れ味も良く、手入れが苦手な方にもおすすめです。 ■実演!職人のカンナ削り 佐藤さんに、実際にカンナで木材を削る様子を見せていただきました。 ①平鉋(ひらがんな)の削り方 ・面をなだらかに整える用途に使用 ・少し斜めに当てて引いていくのがコツ ・力加減を一定に保つことで美しく削れる ②際鉋(きわがんな)の削り方 ・刃が端まであるので、隅まできれいに削れる ・障子の角や細部、ホゾの面取りなどに使用 ③紙貼鉋(かみはりがんな)の削り方 ・障子紙の貼り部分(紙じゃくり)削る。2回削ると紙1枚分の深さになるように調整されている。   ※障子は、紙じゃくりに障子紙を貼ると障子本体と紙の表面が平らになる作りになっている ・他のカンナでは不可能な繊細な加工が可能。 ■ まとめ:カンナは職人の“手の延長” カンナは、見た目以上に繊細で調整が難しい道具です。しかし、その分、職人の技術がダイレクトに表れる道具でもあります。 障子を一枚仕上げるだけでも、こうした多彩な道具と技術が使われていることを知ると、ものづくりへの敬意が生まれますね。 ■ 最後に この動画が参考になった方は、ぜひ「いいね」と「チャンネル登録」をお願いします!また、興味を持っていただけた方は、ぜひ障子.comのサイトをご覧ください。

#メンテナンス #張り替え #職人

2025.02.04

障子の正しい張り替え方【初心者向け】プロが教える道具・手順とサイズ選びのコツ

障子.comでは、世界に優しい日本文化である建具職人の技と心を守り伝え継ぎ、和の心と調和を大切にしながら、心安らぐひとときをつくるために障子や建具に関する情報を発信しています。 ここでは「障子の張り替え方」に関する解説動画と記事をご紹介します。初心者の方でも安心して取り組めるよう、道具選びから張り方のコツまでプロの視点で丁寧に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。 ■ 動画紹介:プロ職人が教える障子紙の基本の張り替え方 今日私が山形県の「斉藤勇治建具店」さんにお邪魔し、プロの障子貼り職人である佐藤さんから障子紙の正しい張り替え方を教えていただきました。 動画では「障子の張り替えって難しそう…」「道具や糊の選択が分からない…」といった初心者の不安を、丁寧な説明で解消してくれます。誰でもすぐに実践できるよう、道具選びから貼り方のコツまでしっかりなポイントもすべて網羅! ※この記事の準備:まず動画内で紹介された内容をまとめ、後半動画で解説しきれなかった部分やよくある質問について考えます。記事を読めば動画の内容がさらに理解でき、障子張り替えに関する疑問も解決するはずです。 ■張り替えに必要な道具と材料 初心者が障子の張り替えに挑戦する際は、事前の道具準備が成功の鍵です。動画で使用していた道具・材料と選ぶポイントを紹介します。 • 障子用のり(ペースト) – 必ず障子紙専用のペーストを使用します。市販の安価な液体のりやスティックのりで代用すると、乾燥後の強い力が強すぎて紙が剥がしづらくなるなど障子には不向きです。 障子専用ペーストは澱粉など由来成分でできております紙に天然に優しく、水溶性で張り替えやすいのが特徴です。 使用時はメーカー説明書に従って水で加減しましょう(目安はペースト:水=10:1程度)。 水が多すぎると次に力が落ち、濃すぎると乾燥時に紙が制限して桟を強く引っ張りすぎてしまいます。 動画では一般的な障子紙よりもかなり扱いにくい「タフトップ」という強化紙を使用しました。 縦に引っ張っても簡単には裂けず、水に濡れても繊維が強いため初心者でも扱いやすい紙です。 特に小さなお子さんやペットのいるご家庭では、多少ぶつかった程度ではかなり難しい強化紙がおすすめです。 反対に、思い切って薄かったり安すぎる紙(例:100円ショップの障子紙)は慎重に扱いが難しいため避けたほうが無難でしょう。 職人は豚毛など高品質な刷毛を使いますが、家庭で一度きりの使用なら市販の安いものでも構いません。 ポイントは刷毛をトントンと使えるように使えること。実際の動画でも、刷毛を叩くように均一に一時のりを塗っていました。 • カッターナイフ -紙を仕上げにカットするため、新しい刃をご用意します。刃先が鋭利でないと紙が綺麗に切れず毛羽立つ原因になります。 またカッターは寝かせ気味の角度で使うとゆっくりな切断面になります(立すぎると口がギザギザに切り荒れます)。 •定規(カット定規) –カッターで切る時に即定規です。でき障子の桟の幅に合った長さの定規があるとすぐ切れて便利ですが、家庭ではとりあえずの間ずっとめの定規でもかまいません。 透明なアクリル定規(厚さ5mm程度)だと下の桟が見えてラインを合わせやすく、安全に力をかけられます。桟に沿って使って、ある程度厚みと重さがあるものが安定して切りやすいでしょう。 •その他の道具 – マスキングテープ(またはセロハンテープ):紙を仮止めするのに使います。のり用トレー:ペーストを入れてブラシ毛で使う容器。市販品や代用品として靴のサイズトレーなど平たい容器でもOKです。スポンジや霧吹き:古い紙を剥がすときに水を含ませて使います(詳しくは後述)。 ▽メモ:障子紙の種類と貼り方について現在、障子紙の貼り方には「ペースト貼り」の他にアイロン貼りタイプや両面テープ貼りタイプの商品も販売されています。 アイロン貼りは紙の裏側に熱で溶ける樹脂ペーストをつけていたもので、アイロンの熱を当てて次に行います。 両面テープタイプは先に桟に専用の両面テープを貼り、その粘着で紙を貼る方法です。 どれも簡単なのが魅力ですが、本記事ではオーソドックスな「ペーストで貼る方法」を中心に解説しています(他のタイプを使用する場合も基本的な手順自体は似ています)。 ■ 手順:障子紙の張り替え基本ステップ それでは、実際の障子紙の張り替え手順を5つのステップに沿って説明します。初心者の方でも失敗しにくいポイントを押さえていきましょう。 1. 古い障子紙を剥がす まず古い障子紙の取り外しから始めます。 前の紙をつけていたままでは新しい紙を綺麗に貼れないので、ここは丁寧に行います。 剥がし方は以前の貼り方によって異なります。 以下の方法を参考にしてください。 • 糊で貼ってあった場合(一般的な障子紙):霧吹きや水を含ませたスポンジで、古い紙の上から桟をまんべんなく濡らします[7]。水をかけると糊がふやけて紙が剥がしやすくなります。数分間から端からゆっくり紙を剥がしましょう。 • アイロン貼りタイプの場合:紙の端にアイロンを当て、ペースト樹脂を熱で溶かしながらゆっくり剥がします。熱いうちに少しずつはがすと簡単に比較的に取れます。 • 両面テープ貼りタイプの場合:紙がビニール系素材で裏にテープ貼り付けた強化障子紙などは、角からそのまま引き剥がしますか、必要に応じてドライヤーの温風を当てて粘着を柔らかくしつつ剥がします。 古い紙を剥がしたら、桟に残った糊や紙片を綺麗に除去します。濡らした布やスポンジで桟を擦り、古い糊をふやかしながらヘラ等で丁寧に削り落としてください。 この底処理をしっかりと新しい紙がしっかり付かず、結果にシワや凸凹が出る原因になります。 桟全体を拭き終えたら完全に乾燥させましょう。濡れたまま次の工程に進むとのがうまく付かないので注意してください。 2. 新しい障子紙の位置合わせ(仮止め) 次に、新しい障子紙を障子枠に仮止めして位置を決めます。 1.障子の桟(さん)全体に新しい紙を重ねてみて、紙を貼る向き・位置を確認します。ロール紙の場合は紙が転がって全体にかぶせ、紙の端が四方の枠から2~3cmずつ余裕を持って余る位置に調整しましょう。柄の紙の場合も、図柄が桟に対して違和感なく配置されると確認します。 2.紙の位置が決まったら、障子枠の上辺の桟に紙をテープで仮止めします。まずは上中央辺あたりを1ヶ所留め、紙が枠に対して平行になったら確認します。 歪んでいれば貼り直し、すぐに上辺の左右端もテープで留めて計3ヶ所固定します。マスキングテープが剥がしやすくおすすめですが、無ければセロテープでも代用可能です。 3. テープで仮固定したら、一度紙を巻き直すように半分ほど丸めておきます。これからのりを塗るため、紙が邪魔にならないよう枠の外側に丸めて避けてくださいイメージです。 ※ポイント:紙の寸法と障子サイズ 市販の障子紙には幅や長さにいくつかの規格があります。一般的な障子(半間サイズ)なら幅94cm前後のロール紙で足がいきますが、丈の長い障子向けに幅広・丈長の紙も売られています。張り前に使いの障子のサイズを測って、紙を選ぶ際に迷いません。 障子の高さや桟の数によって必要な紙の長さが違うため、購入時は「○本分貼れる〇m巻き」のような表示もチェックしましょう。 特殊なサイズの障子や紙の寸法選びに不安がある場合は、当サイトの「障子サイズの測り方ガイド」(内部リンク)も参考にしてください。 3.桟に糊を塗る ここはスピードよりも均一に塗ることが大切です。 • ペーストの準備:障子用のりをトレーに出して、必要に応じて適切な割合で水を加えてよく混ぜます。ペーストの硬さの目安は「重湯(おもゆ)」くらい、刷毛でスッと塗れる緩さです。 • 塗り始める位置:仮止めしている上辺から塗り始めます。まずひたすら桟(縦横に格子状に組まれた部分)のほうを先に塗り、最後に四方の太枠(外枠)を塗り順番がおすすめします。外枠は最後なので、塗った後すぐに紙を貼り付ける際に手や服にのが付くのを防ぎます。 • 刷毛の使い方:刷毛にはたっぷりペーストを含まず、桟の上を軽く叩くようにトントンと置いていきます。 ゴシゴシと刷毛を引きずるとペーストムラやはみ出しが大きいため、「点置き」するイメージで細かく塗りましょう。 • ペイント量と範囲:桟の木部に面うっすら濡れる程度に糊が渡ればOKです。多少過ぎても乾けば透明になりますので神経質にならなくて大丈夫です。 外枠部分は内側寄りに幅1~2cm程度の帯状にペーストを塗ります(外全面枠に塗る必要はありません)。 また、一度に全部の桟にペーストを塗ろう、上半分から貼って下半分というように少し塗って貼り、また塗って貼り続ける方法だと焦らず安心です。 (※万が一「速乾性」の障子用後続剤を使う場合は、一気に貼らずに2/3回塗って貼るなど工夫してください。 普段はのんびりやってもペーストがすぐ乾いて貼れなくなることはありませんので、落ち着いて作業しましょう。) 4.新しい障子紙を貼る ペースト付けができたら、乾かないうちに障子紙を貼り付けます。 • 貼り始め:最初に固定した上辺から紙を転がして貼ります。紙がたるまらずピンと張りながら、端から順に空気を押し出すように指または手のひらでなぞりつついていきます。 • 位置の微調整:貼っている途中で紙が歪んでしまった場合は、ペーストが乾く前であればそっと紙を持ち上げて貼り直すことも可能です。無理に引っ張りすぎると紙が慎重になりますので、力加減に注意しながら優しく調整してください。 強化紙とはいえ我慢な力には弱いので丁寧に扱いましょう。 • 貼り終わるので一つする:全体に紙を載せ終わったら、桟の格子一つの上から軽く押さえて紙をしっかりさせます。 • 紙の巻きグセ対策:ロール紙の場合、巻いてあったクセで貼ったすぐに紙が端から少し浮いてきます。 5. 節約な部分をカット・仕上げ乾燥 貼り付けが完了したら、はみ出している紙をカットして仕上げます。 • カットするラインを決める:まず障子枠の縁に沿って、紙に爪で軽く筋をつけます。こうなると今度カッターの刃をすぐにラインが立ってしまいます。 特に薄い紙の場合、この一手間でとりあえず切りやすいのでおすすめです。 • 定規を当てて切る:障子枠の木にぴったり沿うように定規を当て、カッターナイフでゆっくりな紙を一気に切り落とします。 カッターは必ず切れ味の良い刃先を使って、途中でやっと刃を折って新しい切れ味で再開しましょう。 途中で止めずにすぐに切るのが綺麗に仕上げるコツです。 • テープの削除:カットが終わったら、そこで仮止めに使ったテープを静かに剥がします。 テープで止まっていた部分の紙も慎重にされているはずなので、それらの念のためな紙片も全て取り除きましょう。 これで新しい障子紙が枠ぴったりのサイズに張られた状態になりました。 最後に、貼った障子紙をしっかり乾燥させます。 豆知識:雨の日の作業が実はおすすめ? 実は障子の張り替えは雨の多い時期に行うときれいに仕上がるという話があります。 意外と思われるかも知れませんが、晴天のカラッと乾燥した日よりも、適度に水分がある環境のほうが仕上がりが良い場合もあります。 ■よくある質問と仕上げのコツ 最後に、障子の張り替えに関してよく寄せられる疑問や、プロの現場からのアドバイスをQ&A形式でお答えします。 Q1. 貼った後にシワやたるみができたら霧吹きをしてもいいの? A.小さなシワであれば、乾燥過程で紙が短くなって自然に伸びて見えなくなることが多いです。 どうしても気になる場合、軽く霧吹きして紙を湿らせると乾燥時にピンと張るためのシワ取り効果があります。 特に霧吹きの多用には注意が必要です。 特に強度の高い障子紙は湿らせて紙の張力が非常に強くなり、ペーストやテープの次に力を上回って紙が折れたり、木枠自体を引いて桟が反って曲がったりしてしまうことがあります。 プロの佐藤さんも「基本的に霧吹きは使わない」と話していた。 Q2. 障子紙は毎年張り替えてはいけませんか? A.昔は年末の大掃除で毎年張り替えるご家庭も多くありましたが、現在では毎年張り替える必要はありません。 日当たりが良く常に日光にさらされている障子は紙が傷みやすいため少し早めでも良いですが、無理に頻繁に変えることはありません。 Q3. 両面テープやアイロンで貼るタイプの障子紙も気になります。違いはありますか? A.両面テープ式やアイロン式の障子紙は、初心者には扱いやすい時短になるというメリットがあります。 アイロン式はアイロンをかけるだけ、テープ式は糊を使わずシール感覚で貼れるため、手や周囲を汚しにくいです。 ただし、これらは製品ごとに貼り方・剥がし方のコツが違います。例えばアイロン障子紙は温度管理やアイロンを当てる時間に注意が必要ですし、テープ式も一度貼って貼り直すのが難しい場合もあります。 どの方法にも一長一短ありますので、「手軽さ優先」か「伝統的な仕上がり重視」かで選ぶと良いでしょう。 Q4. 張り替える自信がない場合はどうすればいいですか? A.張り替え作業が不安な方、枚数が多くて大変な場合は、プロに依頼する一つの手です。 さらに業者ならではの豊富な紙の種類から選べる強みもあります。 部屋の雰囲気に合わせたデザイン紙や、障子独特の新調・リフォームなど、プロならではの提案も受けられます。 もしDIYに不安があるときは遠慮なく専門家に相談することをおすすめします。 ■まとめ 障子紙の張り替えは、正しい道具選びと手順のコツさえ押さえれば、初心者でも十分に仕上げることができます。 古い紙の剥がし方からペーストの塗り方、仕上げのカットまでポイントを順に説明してきましたが、いかがでしょうか? ぜひこの解説と動画を参考に、ご自宅の障子張り替えにチャレンジしてみてください。 その場合は障子.comをぜひ活用してください!障子.comではプロの建具職人による張り替えサービスのご相談や、強度アップした障子紙・伝統柄障子紙など商品のご購入も承っております。 和の空間を支える障子、皆様が快適で心安らぐひとときを過ごしましょう、障子.comがお手伝いいたします。ぜひ当サイトのサービスや関連情報も活用して、理想の和室づくりにお立ち寄りください。 この記事と動画が、あなたの障子の張り替えの一助となれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。これからも障子.comでは、伝統の技術を活かした和の暮らしに役立つ情報を発信してまいります。障子や建具について何かありましたら、いつでもご連絡・ご相談ください。

#インタビュー #職人