今回は、近年インテリアとして注目が高まっている
“和モダン障子(モダン障子建具)” について、分かりやすく解説します。
■ 和モダン障子とは?
和モダン障子とは、
伝統的な障子の良さを活かしながら、現代の住宅・店舗デザインに調和するように進化した建具のことです。
従来のやわらかな採光性や軽さはそのままに、
・ デザイン性の高い格子
・ カラフルな和紙
・強度の高いワーロン紙や強化和紙
などを組み合わせ、現代的な美しさを実現しています。
■ 和モダン障子の種類と特徴
● 荒間障子
格子を少なくし、紙面を大きく確保したデザイン。
開放感があり、リビングや店舗にも映える人気タイプ。
● 縦繁(たてしげ)障子
縦ラインを強調し、空間を高く見せる視覚効果あり。
天井が低い空間にもおすすめ。
● 横繁障子
横ラインを強く見せ、空間を広く感じさせるデザイン。
安定感と洗練された印象を演出。
● 雪見障子 / 猫間障子
下部にガラスをはめ込み、外の景色や光を柔らかく取り込めるタイプ。
四季の変化を室内で楽しめる人気デザイン。
■ 和モダン障子が選ばれる3つの理由
1|光と風を美しく取り込む
障子紙が光をやわらかく拡散し、部屋全体を心地よく明るくします。
2|空間をつなぎながら仕切る
開ければ一体、閉じれば個室。
ライフスタイルに合わせて柔軟に空間を変えられます。
3|和テイストを手軽に取り入れられる
伝統と現代デザインを融合し、住宅にも店舗にも合わせやすい。
■ 和モダン障子をおしゃれに取り入れるポイント
・ 北欧テイスト×障子の組み合わせ
・ 組子で光の模様を楽しむ
・ 窓の内側に内障子を設置する
・ 建具を間仕切りとして活用する
障子は、光と影をデザインする“空間のアート”です。
■ 障子.comのこだわり
障子.comでは
・ ミリ単位のオーダーメイド対応
・ 秋田杉など厳選された国産材
・ 熟練職人による精密な建付設計
空間設計と建付設計を両立させ、
住宅でも店舗でも 最高のバランスで美を実現します。
■ 和モダン障子で、暮らしを豊かに
障子は、単なる建具ではありません。
光、風、季節、そして気配をつなぐ日本の文化そのものです。
和の心を残しながら、現代に合う美しい空間をつくりませんか?
■ オーダーメイド・相談受付中
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オンライン相談も対応しています。
和室の美しさは、素材が持つ歴史と存在感によって大きく変わります。 今回紹介する和室は、**古材の舟板(ふないた)**を用いた床の間が主役。 重厚感のある質感が空間の雰囲気を一段と引き立てています。 ■ 舟板とは?|船の側面に使われた古材 舟板は、かつて船の側板として使用されていた木材。 釘を打ち付けて組まれていたため、表面にはその痕跡が残ります。 動画で紹介されている舟板は、 ・ 釘跡を隠す処理が施され ・ バーナーで焼き ・ 表面を磨き上げた という手間をかけた一枚。 年月を重ねた木材ならではの深い表情が魅力です。 ■ 空間を支える“猿すべり柱”の存在感 床の間を彩る柱には、**猿すべり(さるすべり)**と呼ばれる独特な木材が使用されています。 木肌が曲がりながら伸びるため、一本として同じ形がなく、 和室に自然ならではのリズムと動きを与えます。 ■ 壁材「杉材のうす塗り」がつくる素朴な仕上げ...
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日本の伝統建具であり、今なお多くの住まいや店舗で選ばれ続ける「雪見障子」。 今回は、障子のプロ集団・障子.comが、雪見障子の魅力から選び方、お手入れ方法までをわかりやすく解説します。 ■ 雪見障子とは? 雪見障子は、下部にガラス窓をはめ込み、障子を閉めたまま外の景色や庭を楽しめる建具です。 その名の通り、室内にいながら“雪景色を見るため”に生まれた、日本らしい美意識が詰まった障子です。 ・ 上部:障子紙による柔らかい光 ・ 下部:ガラスによる明るさと景観性 和室はもちろん、現代のモダンインテリアにも美しく馴染みます。 ■ 雪見障子と猫間障子の違い よく混同されがちですが、構造が異なります。 ・ 雪見障子:ガラス窓が固定されている ・ 猫間障子:小窓が上下や左右に動く可動式 注文や修理の際は、この“ガラス部分が動くかどうか”がとても重要です。 ■ どんな空間に向いている? 雪見障子は、意外にも幅広い空間に合います。 ・ 和室 ・ リビング...